今回の記事では、ばね指の症状や原因、解消法について解説します。 記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点からばね指に対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたのお悩みの改善のお役に立てると幸いです。
1．ばね指の症状
2．ばね指の原因
3．ばね指の解消法
5．まとめ
1．ばね指の症状
指を曲げ伸ばしした時に痛い、曲げ伸ばしする時に指の関節にひっかかりがある 指の付け根に痛み、腫れ、熱感があります。朝方に強く症状がでて、日中たくさん指を使っている時は、痛みが軽減します。進行するとばね現象(指を曲げ伸ばしする時に指の関節がひっかかる)が生じてばね指となります。 親指に発症することが比較的多いです。
2．ばね指の原因
指の使い過ぎ 指の付け根には屈筋腱(指を曲げる筋肉)とそれを包む腱鞘があります。指を酷使すると屈筋腱と腱鞘の部分に炎症が起きてしまいばね指となります。
妊娠出産、更年期などのホルモンバランスの変化 妊娠出産期や更年期の方は、発症率が高い傾向にあります。これは女性ホルモンの減少が関与していることが考えられます。妊娠中や授乳中のお母さんはホルモンバランスの変動が大きいので、ドケルバン病を発症しても一時的な症状でおさまることがほとんどです。
3．ばね指の解消法
痛みの出ている部位をホットタオルであたためる 温めることで血流が促進されてばね指の軽減・予防になります。オススメは、「ホットタオル」です。少し水で濡らしたタオルをレンジでチンしましょう。ホットタオルを手首に当てて5～10分温めましょう。手首を温めることで血流促進し、指を動かす筋肉の疲労回復が期待できます。
前腕や親指のマッサージ 炎症を起こしている筋肉は、前腕部から指先までつながっています。前腕や親指をマッサージすることで筋肉の疲労回復効果がありばね指の症状を軽減できます。
4．オーダーメイド整体のご提案
“はり”で痛みを鎮める 指を動かす筋肉に鍼施術を行うことにより、ばね指で痛みの出ている部分の鎮痛効果が期待できます。また筋肉の自然治癒力が向上することも期待できるため、ばね指の症状改善が期待できます。
“きゅう”で前腕や指を動かす筋肉の血流促進 きゅうをすることでの前腕や指を動かす筋肉の血流を促していきます。筋肉をより良い状態にするためには、血液が不可欠です。きゅうをすることにより患部に血流を集中させて筋肉の自然治癒力を高めます。
“整体”で手首の矯正
手首には複数の小さな骨が並んでいます。その骨がずれることで筋肉の動きがスムーズにいかないことがあります。整体で手首の骨のずれを矯正してばね指の症状改善そして再発予防になります。
5．まとめ
ばね指の原因や対策について書きましたが、ばね指になる原因として、指の使い過ぎやホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。ばね指の解消法を実践して症状が軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。
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