暑い日が続くと体が重だるくなりますね。食欲もなくなり疲れが蓄積する。そんな経験はありませんか?
今回の記事では夏バテの原因をはじめ、整体で夏バテ対策や解消になる理由について解説します。
・室内外の温度差
・高温多湿による発汗の異常
・冷たいものの摂り過ぎ
1.夏バテとは
「体がだるい」「疲れやすい」「食欲がない」などといった夏の暑さによる体調不良の総称のことです。暑さが目立つ7月頃から症状が出だして長い方の場合、9月に入っても夏バテの症状が治らないこともあります。
2.自律神経の乱れが夏バテの原因
私たちの体は、自律神経の働きによって暑さを感じると汗をかいて放熱し、体温を一定に保っています。しかし夏の炎天下にさらされている状態からいきなり冷房の効いた部屋に入り温度差を感じたりすると自律神経の働きが乱れてしまいます。
その結果、体がだるくなり胃腸の疲れも出て食欲不振などを引き起こします。
3.自律神経が乱れる原因は?
室内外の温度差
屋外は猛暑、屋内は冷房が効いた環境。温度差の大きい屋内外を行き来すると、自律神経が乱れてしまいます。また温度差のみでなく冷房の効いた部屋にしばらくいることも自律神経が乱れてしまう原因になります。
高温多湿による発汗の異常
人間の体には体温調節機能が備わっています。体温が上がり過ぎた時には自律神経の働きにより末梢の血管が拡張して皮膚に血液が流れ込むことで熱を体の外に放出します。それと同時に体温が上がり汗をかき、その汗が蒸発する時に体表面から熱を奪って体温を下げようとします。
高温多湿の環境下では、体温を下げるために必要な汗の蒸発が不十分になり体温調節が上手くいかなくなることがあります。
冷たいものの摂り過ぎ
夏バテで胃腸が弱っている最中に、冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎるとお腹が冷えて胃腸の働きが低下してしまいます。胃腸の働きが弱ると食欲不振が起こり夏バテを増進させる原因になります。
4.夏バテには鍼灸や整体が効果的
夏は室内外の温度差で自律神経が乱れています。
十分な休息ができず、体のだるさをはじめ、免疫力低下、内臓不調を引き起こします。鍼灸や整体を受けることで副交感神経を優位に働かせて体本来の自然治癒力や免疫力を引き出します。鍼灸や整体を受けることで得られる効果は、主に以下の3つです。
睡眠の質を上げる
鍼治療で副交感神経を正常に働かせることで良質な睡眠をとることができます。近年の研究では、鍼灸は不眠症に効果があるという医学的根拠を発表した論文も出ています。またWHO(世界保健機構)でも不眠症は鍼灸治療の適応疾患と挙げられています。
実際に鍼治療を受けている時に眠ってしまう方も多くいらっしゃいます。
血流を促進する
お灸でツボを刺激することで血流が促進されます。温熱刺激で血管が拡がるほか、もぐさの香りが副交感神経を亢進する効果があります。副交感神経が働くことで手足の末端まで血流が促進されます。血流が促進されることで免疫力が高まります。
内臓の働きが良くなる
鍼治療で副交感神経を亢進することで内臓の働きが良くなります。食べ物を消化している時には副交感神経が優位に活動しています。食後に眠くなるのは副交感神経の活動が関係しています。
鍼治療で内臓の働きが良くすることで、栄養吸収が十分できるようになり夏バテ予防、対策になります。
5.まとめ
夏バテの主な原因は自律神経の乱れです。鍼灸や整体の施術は自律神経がととのう効果があります。夏の暑さによって乱れた自律神経を整えておくことは夏バテ解消にもってこいです。暑くなって体がだるい、食欲がないなど「夏バテかな?」とお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者
両村 亘祐(りょうむら こうすけ) 1990年4月10日生まれ 鍼灸師/柔道整復師 愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。 臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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