足根管症候群という疾患は知っていますか?知らない方も多いと思いますが、実はこの“足根管症候群”で悩まされている方はとても多くいます。 今回の記事では、足根管症候群の症状や原因、解消法について解説します。 記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点から足根管症候群に対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたのお悩みの改善のお役に立てると幸いです。
足根管症候群の症状
足の裏から指までのしびれや痛み、足の裏の感覚異常により砂利の上を歩いている感覚 足の裏から指までしびれや痛みを生じます。特徴的なのはかかとにはしびれ痛みがでないことです。また足の甲や足首より上にしびれがでることはありません。歩いている時には、足の裏の感覚異常により砂利の上を歩いているような感覚になります。
足根管症候群の原因
足根管が狭くなっている 足の裏に行く神経は、足首の内くるぶしの下を通り足の裏から指先までむかいます。この内くるぶしの部分は足根管と呼ばれるトンネルになっていて、足根管が狭くなることにより神経を圧迫してしまい足根管症候群の症状を発症します。足根管が狭くなる原因としては、足根管周辺の筋肉が硬くなっていることや足首の関節が変形していることがあげられます。
スポーツなどによる足の使い過ぎ 足を使いすぎると足首周辺の軟部組織が変形したり腫れたりします。それらによって足根管を通る神経が圧迫されてしまい足根管症候群が発症します。
足根管症候群の解消法
足首周辺やふくらはぎをマッサージ 足首周辺の筋肉の緊張が足根管症候群の原因となります。それらの筋肉をマッサージすることにより足根管が狭くなることを防ぎます。
足首のストレッチ
足首のストレッチをしましょう。
オーダーメイド整体のご提案
アキレス腱の断裂をした場合はどのような処置をすると良いのか、鍼灸師・柔道整復師の視点からご提案します。断裂の程度によって施術方針は変わりますので、一例として参考にしてください。
“はり”で後脛骨神経の流れをよくする 足首に鍼を刺すことで、後脛骨神経の流れをよくすることができます。後脛骨神経は足根管の中を通っています。後脛骨神経を刺激するツボに鍼を刺して後脛骨神経の流れをよくして足根管症候群の改善を狙います。
“きゅう”で足首から指先までの血流促進 きゅうをすることで足首から指先までの血流を促していきます。特に狙いたいのは、後脛骨動脈とよばれる足首にある大きな動脈です。後脛骨動脈は指先まで血管がつながっているので足根管症候群の症状がでている部分まできゅうで温めていきます。
“整体”で足首の矯正
足首には複数の小さな骨が並んでいます。その骨がずれたりすることで筋肉や神経の通り道を狭くしてしまいます。そのずれを矯正することにより通り道を拡げて足根管症候群の改善を狙います。
まとめ
足根管症候群の原因や対策について書きましたが、足根管症候群になる原因として、足首の使い過ぎや足根管が狭くなっていることなどが挙げられます。足根管症候群の解消法を実践して症状が軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者
両村 亘祐(りょうむら こうすけ)
1990年4月10日生まれ
鍼灸師/柔道整復師
愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。
臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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