“ヘルニア”というと「腰」のイメージが強いかもしれませんが、それは一昔前の話です。
現在は“ヘルニア”の9割は頚椎椎間板ヘルニアだという調査結果もあり、ヘルニアといえば「首>腰」という時代になっています。スマホやPCの普及が頚椎椎間板ヘルニアの増加原因となっています。
今回の記事では、頚椎椎間板ヘルニアの症状や原因、セルフケアについてご紹介します。 記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点から頚椎椎間板ヘルニアに対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたのお悩みの改善のお役に立てると幸いです。
1.頚椎椎間板ヘルニアの症状
首や肩、腕に痛みやしびれが出る
頚椎椎間板ヘルニアを発症すると首から腕まで痛みやしびれがでます。その他、指先に力が入りにくくなります。 症状が強い場合、足のもつれや歩行障害などがでることもあります。
2.頸椎椎間板ヘルニアの原因
椎間板の加齢変化
人間の身体には頚椎が7個あります。その頚椎をつなぐクッションの役割をしている椎間板。その椎間板が加齢変化により硬くなり、すり減ります。そして、椎間板がつぶれて首の神経を圧迫し、首や肩、腕に痛みやしびれがでます。
不良姿勢
猫背やストレートネックなどの不良姿勢も頚椎椎間板ヘルニアの原因になります。猫背やストレートネックの姿勢は頚椎の椎間板に負担がかかり、椎間板の加齢変化を進行させます。 また不良姿勢の一種になりますが、“上を見上げる”動作は頚椎の椎間板へ負担がかかります。空調修理のお仕事など見上げる動作の多い仕事をしている方は頚椎椎間板ヘルニアになるリスクが高い傾向にあります。
3.頸椎椎間板ヘルニアの解消法
まずは安静
まずは安静に限ります。神経が刺激されている状態で、首を動かすことは控えたほうがよいです。上を向く動作は危ないため注意が必要です。
お風呂で身体を温めましょう ※急性期は除く
お風呂で十分に温めて血行を促進し、首や肩など頚椎周辺の筋肉を緩めましょう。そうすることにより、身体の循環がよくなり頚椎椎間板ヘルニアの回復も早くなります。
※ただし急性期は温めてはいけません。急性期は安静にしていても痛み・しびれがあります。
4.オーダーメイド整体のご提案
“はり”で首・肩の自然治癒力を促進
首こりや肩こりのピンポイントに鍼を刺すことで、筋肉に微かに傷をつけます。(この傷は、健康的な傷と呼ばれます)傷つけられた筋肉を再生するために身体の細胞が働きだします。このように自然治癒力を促進して、筋肉を本来通りの柔らかい組織で回復させていきます。
“きゅう”で血行を促進“
頚椎椎間板ヘルニアを改善していくために必要不可欠なのは「血液」です。きゅうを施すことにより全身の血行が促進されます。首や肩周辺はもちろん、お腹を温めたりして免疫力や自然治癒力の向上を狙います。
“整体”で猫背を改善
猫背とは、背中が丸くなり、頭が前に突っ込んでいるような姿勢のことをいいます。猫背を改善するは、胸椎や頚椎の矯正を整体手技にて行います。猫背が改善することにより、頚椎椎間板ヘルニアの軽減・改善、そして予防となります。
まとめ
頚椎椎間板ヘルニアになる原因として、不良姿勢や椎間板の加齢変化などが挙げられます。頚椎椎間板ヘルニアに対して鍼灸や整体での施術も有効です。頚椎椎間板ヘルニアでお悩みの方、発症してからしばらく経っても改善がみられない方は、当院へご相談ください。
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両村鍼灸整体院
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