今回の記事では、オスグッドの症状や原因、痛み解消法、予防法について解説しております。 記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点からオスグッドに対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたのオスグッド改善のお役に立てると幸いです。
オスグッドの症状
運動をすると膝が痛い、膝の骨がでっぱる
スポーツをしている学生にみられる特有の症状で成長痛と言われます。ジャンプや走るなどの動作をすると膝のお皿の下に痛みがでます。また膝のお皿の下の脛骨粗面という部分がでっぱります。
オスグッドの原因
急激な骨の成長
オスグッドは成長痛です。成長期には、大腿骨がどんどん伸びていきます。大腿骨には大腿四頭筋と呼ばれる大きな筋肉が並行して存在しています。大腿骨が伸びるスピードに大腿四頭筋が追い付かずにオスグッドを発症します。
大腿四頭筋の柔軟性不足
大腿四頭筋の柔軟性がないと大腿骨の成長についていけません。オスグッドになりやすい子どもの特徴として、大腿四頭筋の柔軟性低下があげられます。
オスグッドの痛み解消法&予防法
運動後は15分間アイシング
※アイシングが必要なのは、すでにオスグッドを発症している場合のみです。 アイシングは、オスグッドの炎症おさえるために行います。運動をした後には膝が熱を持っています。膝を冷やすことによって炎症を起こさないようにする効果があります。
太もも周辺の筋肉をストレッチ
大腿四頭筋の柔軟性をつけて膝にかかる負担を軽減していきます。
オーダーメイド整体のご提案
“はり”で大腿四頭筋の血流促進
大腿四頭筋に鍼を刺すことで、筋肉に微かに傷をつけます。(この傷は、健康的な傷といわれています)鍼を刺した部分は、血流が促進されます。血流が促進されることにより自然治癒力が向上して、凝り固まった筋肉を柔らかい筋肉へ変えていきます。 また鍼は、鎮痛効果もあるため、症状改善が期待できます。
“きゅう”で血流促進
オスグッドの痛みの出ている部分は、筋肉の硬さがあります。筋肉が硬い部分は、血流が悪くなっています。その部分にきゅうをすることで血流促進となり筋肉が柔らかい状態に近づきます。
“整体”でストレッチや揉みほぐし
原因となる筋肉をストレッチや揉みほぐすことで、大腿四頭筋の柔軟性を高めます。
まとめ
オスグッドの原因や対策について書きましたが、急激な骨の成長や大腿四頭筋の柔軟性が不足していることが原因として挙げられます。オスグッドの解消法や予防法を実践して症状が軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者
両村 亘祐(りょうむら こうすけ)
1990年4月10日生まれ
鍼灸師/柔道整復師
愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。
臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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