橈骨神経麻痺の原因と施術方針
- 両村鍼灸整体院
- 2024年9月25日
- 読了時間: 4分
朝起きた時に手がしびれたり動きにくくなった経験はありませんか? それは橈骨神経麻痺かもしれません。橈骨神経は、寝る姿勢が悪い時に起こりうる疾患で、身近にある疾患です。一時的に手のしびれ、動きにくさがでるだけなら大丈夫ですが、場合によっては症状が長引く方もいます。 この記事では、橈骨神経麻痺の症状や原因、解消法について解説しております。 記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点から橈骨神経麻痺に対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたの橈骨神経麻痺改善のお役に立てると幸いです。

橈骨神経麻痺の症状
手首を反らせない、指が伸びない、手の甲の親指の感覚が鈍くなる
寝て起きた時に、手が動きにくくなっている。手がジーンとしびれていて、手の甲の親指部分を触ると違和感、もしくは感覚がないなどの症状がでます。

橈骨神経麻痺の原因
圧迫による橈骨神経の障害
橈骨神経は首から出て、指先まで走行しています。上腕部分で、橈骨神経が障害されることが多いです。就寝中に上腕を圧迫した姿勢を続けていると、橈骨神経が障害されることがあります。
肘から先の筋肉が硬くなり神経の流れが悪くなっている
先ほど圧迫によるものがほとんどとお伝えしましたが、明らかに圧迫した記憶がない場合には、肘から先の筋肉が硬くなり神経の流れが悪くなっていることがあります。橈骨神経は、肘の部分で筋肉の狭い隙間を通って走行しています。狭い部分付近の筋肉が硬くなっていることで神経の流れが悪くなると橈骨神経麻痺の症状がでることがあります。
橈骨神経麻痺の解消法
ストレッチ
酷使した筋肉をストレッチしてあげましょう。筋肉が柔らかく伸びやすくなることで肘の外側の負担は軽減できます。ストレッチは痛みの軽減に加えて、橈骨神経麻痺を予防する効果もあるので実践してみましょう。
セルフマッサージ
橈骨神経を圧迫している筋肉をマッサージしましょう。
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“はり”で肘の筋肉の自然治癒力を促進
上腕や肘の筋肉の硬い所にピンポイントに鍼を刺すことで、筋肉に微かに傷をつけます。(この傷は、健康的な傷といわれています)鍼を刺した部分は、血流が促進されます。血流が促進されることにより自然治癒力が向上して、凝り固まった筋肉を本来通りの柔らかい筋肉へ変えていきます。 また鍼は、神経を回復される効果もあるため、症状改善が期待できます。

“きゅう”で血流促進
橈骨神経麻痺の原因には、筋肉の硬さがあります。筋肉が硬い部分は、血流が悪くなっています。その部分にきゅうをすることで血流促進となり筋肉が柔らかい状態に近づきます。
“整体”でストレッチや揉みほぐし
原因となる筋肉をストレッチや揉みほぐすことで、本来の筋肉の柔らかさを取り戻します。また動かしにくくなっている手や手首をリハビリして神経の回復を促進していきます。
まとめ
橈骨神経麻痺の原因や対策について書きましたが、寝る姿勢が悪かった、神経の圧迫などが原因として挙げられます。橈骨神経麻痺の解消法を実践して症状が軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者

両村 亘祐(りょうむら こうすけ)
1990年4月10日生まれ
鍼灸師/柔道整復師
愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。
臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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