今回の記事では、膝蓋下脂肪体炎の症状や原因、痛み解消法、予防法について解説しております。 記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点から膝蓋下脂肪体炎に対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたの症状改善のお役に立てると幸いです。
膝蓋下脂肪体炎の症状
膝のお皿の下が痛い
膝のお皿の下が歩く、走るなどの動作をすると痛みがでます。また膝のお皿の下が少し腫れて熱感がでることもあります。
膝蓋下脂肪体炎の原因
運動のやり過ぎ
走る、ジャンプするなどの動作は膝に大きな負担がかかります。特に膝のお皿の下にある膝蓋下脂肪体に大きな負荷がかかります。運動のやり過ぎによって膝蓋下脂肪体に炎症が起きてしまいます。 もちろん運動のみではなく、日常生活上の動作でも発症のリスクは潜んでいます。例えば、階段の上り下りで酷使することなどで膝蓋下脂肪体炎になることもあります。 大腿四頭筋の柔軟性不足
大腿四頭筋の柔軟性がないことにより、膝関節が上手く機能せずに膝蓋下脂肪体に負荷がかかりやすくなります。
膝蓋下脂肪体炎の痛み解消法＆予防法
練習後は15分間アイシング
※アイシングが必要なのは、すでに膝蓋下脂肪体炎を発症している場合のみです。 アイシングは、炎症おさえるために行います。運動をした後には膝が熱を持っています。膝を冷やすことによって炎症を起こさないようにする効果があります。
太もも周辺の筋肉をストレッチ
大腿四頭筋の柔軟性をつけて膝にかかる負担を軽減していきます。
オーダーメイド整体のご提案
“はり”で大腿四頭筋の血流促進
大腿四頭筋に鍼を刺すことで、筋肉に微かに傷をつけます。(この傷は、健康的な傷といわれています)鍼を刺した部分は、血流が促進されます。血流が促進されることにより自然治癒力が向上して、凝り固まった筋肉を柔らかい筋肉へ変えていきます。 また鍼は、鎮痛効果もあるため、症状改善が期待できます。
“きゅう”で血流促進
膝蓋下脂肪体炎の痛みの出ている部分は、筋肉の硬さがあります。筋肉が硬い部分は、血流が悪くなっています。その部分にきゅうをすることで血流促進となり筋肉が柔らかい状態に近づきます。
“整体”でストレッチや揉みほぐし
原因となる筋肉をストレッチや揉みほぐすことで、大腿四頭筋の柔軟性を高めます。
まとめ
膝蓋下脂肪体炎の原因や対策について書きましたが、運動のやり過ぎや大腿四頭筋の柔軟性が不足していることが原因として挙げられます。膝蓋下脂肪体炎の解消法や予防法を実践して症状が軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。
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