眼精疲労は、目だけでなく全身にも疲れを感じる状態のことをいいます。テレビやPC、スマホなどで目を酷使する生活が続き眼精疲労を感じている方も多いのではないでしょうか?
鍼灸が眼精疲労の回復に効果的です。今回の記事では、鍼灸が眼精疲労回復に効果的な理由についてご紹介します。
1.眼精疲労の原因
・スマホ眼精疲労
・「VDT症候群」
・ドライアイ
・目に関連する筋肉を緩める
・自律神経を整えて疲労回復
3.まとめ
1.眼精疲労の原因
スマホ眼精疲労
長時間スマートフォンを見続けることにより起こる「スマホ眼精疲労」といわれる症状。
目には自動的にピントを調整するオートフォーカス機能があります。目の中にある毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉が縮んだり緩んだりすることで水晶体の厚さを変えてピントを合わせています。目からスマートフォンの距離は約30センチ。至近距離のものを見るときには毛様体筋がずっと緊張状態にあります。毛様体筋を長時間緊張状態にすることで狐狸が強くなり眼精疲労が発生します。
「VDT症候群」
近年、ビジネスパーソンにとってパソコンなどのディスプレイ画面を使ったVDT作業は欠かせないものになりました。VDT作業を長時間続けると、ピントを合わせる毛様体筋が緊張状態になり目の筋肉が凝り固まって眼精疲労が発生します。また画面を見ることに集中することでまばたきの回数が減り涙の供給量が減少して目が乾燥してしまいます。
ドライアイ
目の表面での涙液の供給量が減少して目が乾燥してしまうのがドライアイです。ドライアイの原因としては加齢の他、長時間PCやスマホを使用することがあげられます。ある調査結果では、眼精疲労のある方の約6割は「ドライアイ」の症状があるといわれています。
2.鍼灸は眼精疲労に効果的
目に関連する筋肉を緩める
眼球運動に伴い運動する後頭下筋群(小後頭直筋・大後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)に対して鍼をうち筋肉の凝りを緩め眼精疲労をとりのぞきます。
自律神経を整えて疲労回復
涙腺を支配する自律神経は副交感神経です。鍼灸治療は副交感神経を優位にすることができます。そのため涙が分泌され目の乾燥が改善され眼精疲労もとりのぞくことが可能です。
3.まとめ
眼精疲労の主な原因は、スマホやパソコンなどで目を酷使することです。
鍼灸治療は眼精疲労を引き起こす筋肉の凝りやドライアイなどを改善する効果があり、眼精疲労を取り除くことが期待できます。眼精疲労でお悩みの方はぜひご相談ください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者
両村 亘祐(りょうむら こうすけ) 1990年4月10日生まれ 鍼灸師/柔道整復師 愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。 臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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