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変形性股関節症の原因と施術方針

  • 執筆者の写真: 両村鍼灸整体院
    両村鍼灸整体院
  • 2023年9月25日
  • 読了時間: 3分

変形性股関節症は、聞いたことのある方、診断された経験のある方たくさんいると思います。 この記事では、変形性股関節症の症状や原因、解消法、進行予防について解説しております。

記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点から変形性股関節症に対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたの変形性股関節症の痛み改善のお役に立てると幸いです。

股関節の痛みを抱える女性
 

1.変形性股関節症の症状

股関節の変形、股関節の痛み 股関節の変形は進行性のため徐々に変形がすすんでいきます。変形初期症状としては、立ち上がりや歩き始めの動作の開始時に股関節周辺に痛みがでます。中期になると歩行時や車の乗り降りなどで強い痛みが出ます。変形末期になると安静にしていても痛みがでるなどの症状が出ます。

股関節の痛み

2.変形性膝関節症の原因

筋力低下

股関節周辺の筋力低下は変形性股関節症の原因となります。特におしりにある“中殿筋”という筋肉が弱くなると股関節が力学的に不安定になります。中殿筋は、歩いている時や、階段の上り下りなどをした時に働きます。これらは日常生活の中で多い動作ではありますが、それでも筋力低下してしまいます。そのため中殿筋を意識的にトレーニングしている方でない限り加齢と共に筋力低下していくのが一般的です。


体重が増えた

体重が重いことも変形性股関節症の原因となりえます。二足歩行の人間は上半身の重みを股関節が受け止めている構造になっています。体重が重いほど股関節に対する力学的負荷が加わります。


先天的な骨の変形や欠損

先天的に骨が変形、欠損していることはよくみられることです。特に多いのは、臼蓋形成不全です。臼蓋とは大腿骨(太ももの骨)の受け皿です。臼蓋形成不全の場合は、受け皿が小さい構造になってしまいます。通常の臼蓋の場合は、受け皿が大きい分大腿骨の衝撃等を広い面積で分散させることができます。しかし臼蓋形成不全の場合には、狭い面積で衝撃を受け止めるため、衝撃が集中してしまうため、股関節が変形しやすくなります。

骨盤のイラスト

3.オーダーメイド整体のご提案

“はり”で股関節周辺の痛みを改善 鍼には、鎮痛効果があります。変形性股関節症の症状として痛みがあります。その痛みを軽減することが期待できます。筋肉に痛みがでている部分に関しては、筋肉に直接鍼を刺して痛みを改善していきます。また関節内に痛みがある場合には、変形性股関節症に効果的なツボに鍼を施して症状を改善させます。


“きゅう”で血流促進 きゅうで股関節周辺やお尻を温め血流促進します。血流が促進されることにより筋肉が柔らかくなり痛みを軽減させる効果があります。また股関節が温まることに変形の進行を遅らせる効果も期待できます。


“整体”で股関節を矯正 股関節の変形を治すためには、股関節以外の関節にもアプローチする必要があります。一番ポイントに置いているのは、足首(足関節)です。足首は、地面設置するときに負荷がかかりやすいです。股関節のゆがみを矯正しても足首が変形してしまっていては、ゆがみは改善しません。このように股関節のみではなく、その周辺の関節の変形を矯正していくことも変形性股関節症の症状改善のために重要なことになります。



4.まとめ

変形性股関節症の原因や対策について書きましたが、股関節周辺の筋力低下や体重増加がよくないことがわかっていただけたと思います。変形性股関節症の痛み解消法を実践して痛みが軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。



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両村鍼灸整体院

愛媛県松山市鉄砲町7-27Mayfair鉄砲町Pemiumテナント1F

TEL:089-989-6919


ご予約はお電話もしくは、LINE公式アカウントより受付しております。

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オーダーメイド整体 ¥6,800 -


整体の施術

筋肉や骨格を手技で調整し、鍼や灸で自律神経を整えます。鍼灸と手技の技術を身体を健康にしていきます。 ご予約はお電話もしくは、LINE公式アカウントより受付しております。



記事の執筆者


両村鍼灸整体院の院長

両村 亘祐(りょうむら こうすけ) 1990年4月10日生まれ 鍼灸師/柔道整復師 愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。 臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。




 
 
 

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